ロビーカム 測量士・インタビューROBYCAM REGISTERED SURVEYOR INTERVIEW

Robycam Registerd Interview 01ライブ撮影やスポーツ中継に測量士を起用する?!
ロケットならではのこだわりの理由

ロケットでは、音楽ライブ撮影やスポーツ中継撮影で、空中を縦横無尽に動き回るロシア製4点吊撮影システム「Robycam®(ロビーカム)」を使う際に、必ず現場に測量士を呼び、入念な測量をしてもらいます。なぜライブ撮影やスポーツ中継に測量士を起用するのでしょうか?「Robycam®(ロビーカム)」撮影時の測量部隊である、(株)中庭測量コンサルタントの澤田浩昭さんと大木場裕之さんに話を聞きました。

測量士とは・・・建物や道路を建築する際、土地の位置や面積、高さや長さなどを計測する専門的なお仕事。国家資格。

測量士もびっくり!音楽ライブの仕事依頼

― 音楽ライブやスポーツ中継で測量の仕事をすることが今まであったのでしょうか?

澤 田 : そんな仕事は今までありませんでした。ですからロケットさんから依頼がきた時、驚きましたよ!正直、私以外のスタッフは「そんなわけのわからない仕事は断ってしまってもいい」といった感じでした(笑)。でも私と大木場は「今までやったことない仕事だし、なんかおもしろそうだ!」と思い、引き受けることに。測量士業界では前代未聞のことだと思います。

― なぜ測量士さんが必要なのですか?

澤 田 : ロケットさんが使っている「Robycam®(ロビーカム)」は、空中でカメラが自由自在に動き回れるよう、会場の天井の4点に滑車を設置し、4点で吊り下げて動く仕組みになっています。かなり重量のあるカメラを空中で動かすには、4カ所に設置してある滑車の位置を正しく計測し、4カ所それぞれからカメラに至るまでの長さを正確に測量する必要があります。

わざわざ測量士を使わなくてもカメラを動かせるかもしれませんが、きちんと距離や高さを測っておけば、バランスのいい位置でカメラを吊り下げることができるのでスムーズにカメラが動きます。またバランスよくカメラを設置することで、カメラが落下する事故を未然に防ぐことにも役立ちます。ロケットさんが観客の安全第一を考えているからこそ、わざわざ測量士を起用しているのだと思います。

測量機器を見つめる澤田さんと大木場さん

― ロケットの仕事は楽しいですか?!

大木場 : もちろん楽しいですよ!測量士の仕事の大半は硬い仕事ばかりですが(笑)、普段の仕事とは違ったエンターテイメント性のあるものに関われることがすごく楽しいです。特に、音楽ライブやスポーツイベントは一発勝負の大イベント。測量が正しくなければカメラは動かなくなってしまい、感動の舞台を記録できなくなってしまいます。大舞台の記録を手助けするため、正しく測量して、カメラがきちんと動かせるようにする仕事はとてもやりがいがあります。

またロケットの仕事は、私たちからの提案を受け入れてもらいやすいことも楽しさの一つ。公共建築物や道路を測量する仕事は、決められたことを決められた通りにきちんとやる性質のものですが、ロケットさんのお仕事は現場ごとに私たちから「今回はこうした方がいいんじゃないか?」と提案しながら仕事を進めていけます。

― 今後、どんな仕事をしていきたいですか?

澤 田 : 2020年の東京オリンピックの撮影中継で「Robycam®(ロビーカム)」が採用されたらいいなと思っています。またもっといろんなイベントで「Robycam®(ロビーカム)」が使われるようになったらいいなと。すごい映像が撮れるのですから。その度に測量士としてイベントに関わりたいですね。

大木場 : 名前が残る仕事をしたい。いつもそんな風に思っています。建築物や道路の仕事はもちろん、ロケットさんといろんなイベントの仕事をさせていただき、「この大イベントの撮影にスタッフとして関わったんだ!」と言えるような、名前が残る仕事をどんどんしていけたらいいですね。ロケットさん、今後ともお仕事よろしくお願いします!

― 澤田さん、大木場さん、ありがとうございました!

プロフィールPROFILE

測量士

澤田 浩昭HIROAKI SAWADA

測量士

大木場 裕之HIROYUKI OKOBA